多摩から世界へ

徒然なるままに、多摩より世界へ情報発信をしていきます

Category: 気象

なぜ日本の有名な花火は東北・北陸(大曲・長岡)地方なのか?

Pocket

hanabi

夏の風物詩花火。みなさんは今年どこの花火を見に行きましたか??いろいろな場所で打ち上げられる花火ですが、日本で最も有名かつ壮大と名にしおう花火こそが秋田県大曲市で行われる「大曲花火大会」と新潟県長岡市で行われる「長岡まつり大花火大会」ですよね。

私は両花火大会とも見に行ったことがありますが、これまで見た関東の花火の比ではありませんでした。そして、見る側のレベルも高い高い!長い歴史と文化が見る側と打ち上げる側のレベルを高めいているんでしょうね。

さてさて、ここで少し気になる点が。大曲と長岡、どちらも関東でもなく関西でもないんです。もともとは徳川幕府の下で発達した花火文化ですが、なぜ東北の大曲と北陸の長岡で栄えてるんでしょうか?これを気候と地形の観点から解いてみたいと思います。

Continue reading

Pocket

東京23区と多摩地域の気候はまるで違いますよ

Pocket

tokyo

東京都といえども、23区と多摩では全く別物だといつも主張している私ですが、また一つその違いを述べたいと思います。その大きな違いが気候です。具体的に言うと、23区は「太平洋側気候」であり、多摩は「中央高地式気候」なんです。正式に言うと多摩東部は太平洋側気候ですが。それはおいておきましょう。

太平洋側気候とは

太平洋側気候とは、名前のとおり太平洋に面した地域の気候で、その特徴は以下の通りです。

  • 夏は太平洋高気圧により太平洋側から湿った空気が入り、高温多湿となる。雨も多い。
  • 冬は北からの湿った風が脊梁山脈にさえぎられ、冷たい感想した風が吹く。積雪は少ない。

それに加え、人為的ではありますが、高層ビルが集中しており、緑も少ないため夏場のヒートアイランド現象は過酷を極めます。冷房熱の影響で夏は地獄と化しています。つづいて中央高地式気候です。

中央高地式気候とは

中央高地式気候とは、簡単に言うと周囲を山に囲まれた盆地式の気候のことです。その特徴は以下の通りです。

  • 山地に囲まれているため、季節風の影響が少ない
  • 盆地による地形特徴により、夏は暑く、冬は寒い。特に夜は放射冷却の影響が強まる。
  • 湿度が安定している

the盆地というところでしょうか。盆地で過ごしたことの無い人は分からないかもしれませんが、まさに盆地の特徴です。

23区と多摩ではどう違うの?

上で23区と多摩の違いを述べてきましたが、簡単に言うと夏はどちらも暑いです。ただし、23区に関しては自然の暑さというより人為的暑さがわるさをしているため、余計にやな暑さを感じます。また、冬に関しては、多摩の方が寒いです。気温差にてして5℃以上離れることもざらにあります。新宿が雨でも青梅では雪なんでことはよくあります。そんな冬寒く夏は暑い多摩ですが、盆地気候のため、遠くをみわたせば山々を拝むことが出来ます。夏は青々とした山、そしてひぐらしの鳴き声。そして冬は雪化粧した山々。それが最高なんです。23区には無くて多摩にあるもの、その自然こそが多摩の最大の宝です。

多摩、良いですよ。23区の方はぜひ多摩へお越しください。
にほんブログ村 その他生活ブログへ
にほんブログ村

Pocket

標高2172mの日本国道最高地点!草津志賀高原ルートの渋峠に行ってきた

Pocket

日本で一番高い山はもちろん富士山です。標高3776mですね。では、日本の国道で一番高い場所はどこでしょうか??

写真 2015-05-10 13 26 501

先日草津に行ったとき、そんなことは露知らずに草津志賀高原ルートを走っていたのですが、その道中でたまたま発見しました!!!それがここ!渋峠です。標高2172m!!たしかにかなり登りましたが、こんなに上ってきたとはおもっていませんでした笑 そして上の写真の石碑も発見。ここが日本国道最高地点なんですね~。人もたくさん来ていました。有名なところなんですね。私はもらいませんでしたが、付近のホテルで「日本国道最高地点到達証明書」が販売されているみたいです。

 写真 2015-05-10 12 40 421

この渋峠は横手山と白根山の間を通過する峠で、志賀草津道路(有料道路)として1965年に開通したとのこと。それを1992年に無料開放され国道292号に組み込まれたみたいですね。また、このあたりは標高も高いこともあって、1年の中で気温が20度に達することはほぼないみたいです。ちなみに、私が訪れた5月は気温3度でした!!!笑 めちゃくちゃ寒いです、ここ。近くのゲレンデは普通に営業していてスノボやスキーをしていましたよ。そしてこの付近は日本海からの風と太平洋からの風がちょうどぶつかるところで、めちゃくちゃ風が強いです!標高が高く、そして風も強いため草木の高さが在る一定の高さでとまっています。成長限界というところでしょうか。

写真 2015-05-10 12 18 281

しかし眺めや空気の気持ちよさは格別です。まるでヨーロッパアルプスにいるかのような錯覚を覚えるのもこの草津志賀高原ルートの特徴です。たまに硫化水素がもくもくと沸いているところもありますが笑

ぜひ、草津や軽井沢付近を訪れた方はいってみてください。ちなみに、冬季(11月~4月下旬)は閉鎖されますので、初夏にいくことをおすすめします。

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村

Pocket

「台風11号」大雨特別警報からみる意味不明さ

Pocket

 

周知の通り、台風11号が猛威をふるっています。

その中で気象庁から特別警報が発表されました。

 

この特別警報、何なのかと言うと・・・・

気象庁は、平成25年8月30日(金)に「特別警報」の運用を開始しました。

「特別警報」が発表されたら、ただちに命を守る行動をとってください。

気象庁はこれまで、大雨、地震、津波、高潮などにより重大な災害の起こるおそれがある時に、警報を発表して警戒を呼びかけていました。これに加え、今後は、この警報の発表基準をはるかに超える豪雨や大津波等が予想され、重大な災害の危険性が著しく高まっている場合、新たに「特別警報」を発表し、最大限の警戒を呼び掛けます。

特別警報が対象とする現象は、18,000人以上の死者・行方不明者を出した東日本大震災における大津波や、我が国の観測史上最高の潮位を記録し、5,000人以上の死者・行方不明者を出した「伊勢湾台風」の高潮、紀伊半島に甚大な被害をもたらし、100人近い死者・行方不明者を出した「平成23年台風第12号」の豪雨等が該当します。

特別警報が出た場合、お住まいの地域は数十年に一度しかないような非常に危険な状況にあります。周囲の状況や市町村から発表される避難指示・避難勧告などの情報に留意し、ただちに命を守るための行動をとってください。

(気象庁のHPより)

 

で、何??

という感じです。

「命を守るための行動」って・・・・^^;

 

以前から思っていましたが、日本の表現の仕方は非常に分かりづらいです。

注意報、警報、特別警報とそのレベル感や、それが発令されたらどうしたらいいのかが、おそらく気象庁の人しか分かっていません。

定義は決まっていますが、行動の具体性がともなっていない。

企業も国も日本はその傾向が強い気がします。

 

鉄道の例をみてもそうです。

快速、急行、特別快速、準急行・・・・どれくらい早いのか分かりませんし、鉄道各社によっても基準がバラバラです。

 

このような日本の表現の難解さは海外に出ればより顕著に感じます。

では、海外ではどのような指標を使用しているかというと、今回のような災害の例では・・・・

「レベルS、レベルA、レベルB、レベルC・・・」もしくは「レベル1、レベル2、レベル3、レベル4」というような塩梅です。

とても明確です。

 

また、具体性もとても分かりやすく、例えば「S=絶対外にでるな」、「A=無用な外出は禁止」という形で非常に明快で、老若男女問わず理解できる内容となっています。

 

今回の台風報道を見ていて、特別警報とは・・・?よく「数十年に一度しかないような非常に危険」とニュースで報じられていますが、私たちからみたら、「数十年に一度しかないような非常に危険」がどのようなものかわかりませんし、だからどうすればいいの?というのがまったく論じられていません。

 

ようは、「危険だから絶対に外にでるな!」と言われた方が分かりやすいです。

日本はそろそろ定義付けて満足する文化をいい加減捨てるべきです。

 

 

みなさんも身の回りにある意味不明な定義・レベル指標をさがしてみてください。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

Pocket

エルニーニョ現象と冷夏から考える比較表現と人間のエゴ

Pocket

elninyo

「今年はエルニーニョ現象による冷夏です!」というようなニュースを一度は聞いたことあるのではないでしょうか?このエルニーニョ報道、いつも聞いて思うことがあります。

エルニーニョ現象の基礎知識

そもそもこの「エルニーニョ」とはスペイン語で男の子(イエス・キリスト)のことを指します。これはペルー・エクアドル沖で貿易風が弱まり、暖流が発生するのがクリスマス時期であることに由来しています。エルニーニョ現象というのは太平洋赤道(日付変更線あたり)から南米のペルー沿岸にかけての広い海域で海面水温が平年に比べて高くなり、その状態が1年程度続く現象です。

天候というのは海温が非常に大事なキーになります。簡単にいうと、このエルニーニョ現象が発生すると、日本は冷夏になりやすいんです。

エルニーニョ現象と聞いて思うこと

しかしこの「冷夏」という言葉を聞いていつもこう思います。「普通の夏って一体なんなんだ?」と。去年は覚えている限りでは灼熱の夏であったと記憶しています。そしてエルニーニョ現象が発生した今年は冷夏。このような構図だとエルニーニョが発生すれば冷夏、そうでなければ灼熱の夏ということになります。そしてまたこう思います。普通の暑さの夏ってどんなんだっけ??

これは花粉報道にも言えますね。毎年花粉の時期になるとテレビや雑誌では「例年の○○倍の花粉です」という常套句が連呼されますよね。そしてはたまたこうも思います。標準の花粉量ってどんなんだっけ??

報道にはいつも過剰感であふれている

これには一つの報道という商業性が原因であると思います。報道をする側の立場になれば、「今年は冷夏でも灼熱でもなく、普通の夏になるでしょう」「今年の花粉量はごくごく普通です」と言ってしまえば、面白みもなんもないですよね。しかも商業的にもよろしくない。過剰演出の方が商業需要がありますからね。しかしながら最近あまりにもそれが行き過ぎているという風に感じられてしまいます。

上記に書いてきたような表現というのは比較するもの(基準値)があって初めてうまれる表現ですが、最近の表現では言ってしまえばプラス極かマイナス極かの二極論になってしまっていると思わざるを得ません。エンターテイメント性もいいですが、それは正しい情報の提供が大前提となります。

といろいろ書いてきましたが、個人的には非常に暑がりなので、エルニーニョ現象は大歓迎です。みなさんも、報道の一言一句に込められた意味をふとした時に考えてみましょう。さて、来年の夏はどんな表現で表されるのでしょうか?注目です。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

Pocket