多摩から世界へ

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Category: ぶらり散歩

花桃の里、そして足利氏古河公方の本拠地、古河城が夢の跡

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茨城県の古河にやってまいりました。古河、ここは歴史を知っている人であれば一度は訪れてみた場所なんです。そう、何を隠そうここ古河は古河公方の本拠地なんですから。

名にし負う古河公方

「古河公方」は室町幕府を開いた足利氏まで遡ります。鎌倉幕府が崩れ、足利尊氏は京都に室町幕府を開きました。そして、足利はもともと関東の有力源氏なんです。そう、簡単に言ってしまえば古河公方は関東における足利氏における関東統治機関みたいなものです。そう簡単には言えませんが、そう思っておいてけっこうです。なので、史跡もたくさんありまする。

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なので、「足利銀行」もありまする。ギャグではありませんよ。由来はそういうことです。

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なんといっても古河城!

古河に訪れた最大の目的は「古河城」です。古河城は古河公方の居城ですね。さぁ、行ってみましょう!

さっそく街のいたるところにこんな史跡板が。いいですねー。ここには江戸時代の徳川重臣、「土井利勝」のことがかいてありました。そういえば江戸時代になると古河城は土井利勝が治めていましたからね。そういうことか。

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うーん、これは城が近づいてくる予感しかない笑 古い漆喰蔵が現れてきました。雰囲気いいですね。

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きなすった!いかにも堀っぽい!ということは・・・・・

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やはり!ここは堀ですね。今では遊歩道になってます。現代版堀の活用法。

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堀をしばらく歩くとこんな感じの建物が・・・・ん、、、これは!!!

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もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、古河城は明治初期に廃城になり、その役目を終えています。そして今は古河城跡に歴史博物館が残っているのみで、残る史跡はありません。

ただ、明らかに堀の跡であろう場所や、高低差を利用した急斜面防御、土盛。そんな遺構がみてとれます。足利氏、松平氏、小笠原氏、と続いた古河城、兵どもが夢の跡でした。

古河城の意義

古河城は時代によって様々な意義変化がありました。

  • 室町時代→足利氏の関東統治としての拠点
  • 戦国時代→北条氏が小田原拠点として勢力を広めると徐々に重要性が薄れる
  • 江戸時代→江戸の北方の防衛処であり、かつ日光参拝途中の宿場町

だからこそ、古河という地は歴史的にも非常に重要な意味を持っています。

古河の関係者、これを見て!!古河への警鐘

しかしながら、古河駅を降りたら、ひじょーに寂しい町でびっくりしました。古河城の雰囲気があるのは、古河城のまわりだけ。「花桃まつり」「歴史の街」とところどころに謳ってはいますが、統一性がありません。

さらなるどん底に突き落とされたのはこれ。

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なんなのよさ、これ!笑 古河公方の拠点であるほどの歴史遺産をもつ町なので、こんなことせんでもよろしいんですよ。じゃなくてさ、

  • 街全体を小江戸のような雰囲気にする
  • 古河城への道は石畳にして、出店をかまえる
  • 駅を木造もしくは木造似造にする

これだけでも、歴史の街感はでます。写真映えもしますし。

そして、「花桃」ですが、そもそもなぜ古河で花桃が有名かというと、江戸時代に古河城城主である土井利勝が燃料と食料自給のために植えたのがはじまりです。つまり、花桃も歴史と結び付けられるんです。

非常に育てやすいですよ、花桃。

そう、古河はすべては歴史からはじまっているんです。もっと歴史の街らしくしないと、過疎化していきますよ。足利氏に思いを馳せながら、古河ぶらり旅終幕。
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多摩人なら一度は武蔵野台地の残丘、浅間山にいくべし!

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以前から行きたかった「浅間山(せんげんやま)」に行ってきました。やっと行けたという感じでしたが、予想以上に面白かったのと穴場だったので、ご紹介。浅間山は地理マニアにはたまらない山なのです。

地理的にも珍しい浅間山(せんげんやま)とは

軽井沢から見える浅間山のことじゃありませんよ。東京都府中市にある標高約80mの小高い山、それが浅間山(せんげんやま)です。

この山、地理的にも少し面白いんです。というのは武蔵野台地の中にあって、ぽつんとここだけ山になってるんです。

この浅間山は多摩丘陵と同じ地質でてきています。つまり、「残丘」なんです、浅間山は。武蔵野台地というのは、青梅を起点として多摩川が作った大きな扇状地です。そのため、武蔵野台地は平野なんですが、この浅間山だけ多摩川が削りそびれてしまったわけなんですね。という地理界にはたまらないお宝スポットなんです。

さっそく登ってみよう

世間は高尾山にフューチャリングされていますが、地理界では浅間山です。さっそく登山登山!浅間山は入り口が何個かありますが、今回は多磨霊園の南側から登ってみました。

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これが「きすげ橋」です。なぜきすげ橋というのかは後述します。

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はい、もうすぐ登頂です!笑

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きたー登頂!!登頂には浅間神社があります。主神は木花咲耶姫神です。有名ですね。山頂まではほんの15分ほどでつきますよ。

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標高は80mと低いですが、周りに高い建物がないので、なかなか眺めは良いですよ。なにより高尾山と比べてほっとんど人もいません!人がたくさんいる山とか、都心みたいでいやですからね。

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春一番の後なので、暖かい風がふいていて最高でした。

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日本で唯一のムサシノキスゲ生息地

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さて、さきほど「キスゲ橋」という橋を通りましたね。これ、日光キスゲではなく「ムサシノキスゲ」のことなんです。ムサシノキスゲというのはかつては武蔵野台地一面に咲いていましたが、武蔵野の開発に伴い、いまでは浅間山が日本唯一の生息地となってしまってしまいました。なんだかはかないですよね。

5月下旬が開花ピークとなるので、またそのころに来てみようかと思います。ちなみに、こんな花です。

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多摩人なら一度は登るべし

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浅間山は地理的にも植物学的にも多摩の宝だと思います。こんな素晴らしく有名なのに、案外知られていないのは本当にもったいない限りです。

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高尾山ももちろんいいですが、多摩人であれば一度は登山し浅間山神社の参拝をおすすめしますよ。多摩川が削り残した残丘であり、かつその登頂に神社がある、なんかロマンを感じませんか?おそらく木花咲耶姫神は小高い浅間山の登頂から多摩の人々の暮らしを見守っていてくれていることでしょう。

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