多摩から世界へ

徒然なるままに、多摩より世界へ情報発信をしていきます

Month: 3月 2015 (page 1 of 2)

提携カードとプロパーカードにまつわるイシュアーの話

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クレジットカードには大きく分けて二つあります。提携カードとプロパーカードです。

 

提携カードは名前の通り、カード発行会社つまりイシュアーが他の企業と提携をして出しているクレジットカードのことです。そのため、提携カードには提携した企業側のベネフィットやサービスが付与されていることが多いです。

 

そしてプロパーカードとはイシュアーがどことも提携せず自ら発行しているカードのことです。つまり、カード発行会社の主力商品であり、自らのサービスを凝縮させたカードといえます。そのため、プラチナカードやブラックカードなど上位ステータスのクレジットカードはプロパーカードから出されているわけです。

 

ここで、カード会社の機能のおさらいですが、カード会社には3つの機能があります。「ブランドホルダー」とカード発行機能の「イシュアー」、そして加盟店機能の「アクワイアラー」です。ブランドホルダー5大国際ブランドの記事でかいたように、世界に数社しかいません。ブランドを保持、運営している会社です。ここでキーとなるのが「イシュアー」の存在です

 

イシュアーの数は数えたらきりがなく、日本国内でいえば三井住友VISAカード、楽天カード、JCB、イオンカード等、これこそ羅列しきれません。今あげた例でいえば、例えば「イシュアー」である三井住友VISAカードはブランドホルダーである「VISA」からブランドライセンス料を支払い、ブランドを貸し与えられたうえで「VISAカード」を発行しているというロジックになります。そのため、「三井住友VISAカードがVISA本社からブランドを与えられて出しているカード」なので究極的にいうと「VISAカード」というものは存在しないことになります。ただし、自社発行しているカードなのでプロパーカードの位置付けにはなります。

 

しかしJCBやAMEXの場合は自社でブランドを持ちながら自社でカードも発行しています。そこがVISA陣営と異なるところなのです。そのため「JCBカード」と「AMEXカード」はもろにブランドホルダーでありイシュアーである両社が発行しているため真のブランドプロパーカードということができます。

 

と、いうようにプロパーカードといってもその中にも仕組みや背景が異なります。個人的な感想をいうとブランドホルダーであり、かつイシュアー機能をもっているAMEX、DINERS、JCBのプロパーカードこそが真のブランドプロパーカードであるという風に思っています。
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クレジットカードの5大国際ブランド

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クレジットカード会社の機能として「イシュアー」「アクワイアラー」「ブランドホルダー」の3つがあります。簡単にいえば、「イシュアー」とはカードの発行機能のこと。「アクワイアラー」とは加盟店機能のこと。そして「ブランドホルダー」とは名前の通り、ブランド機能のことです。実はカード会社の中でこの3つの機能を保持している会社はほんのごくわずかです。身近な例でいうと、AMEX、DINERS、JCBくらいです。ちなみに驚く方も多いと思いますが、VISA、MASTERはこの「イシュアー」と「アクワイアラー」は保持していません。完全なるブランドホルダーの会社です。この詳しい仕組みはまた別の記事で書こうと思います。

 

ここでは、世に言うクレジットカードの「5大国際ブランド」についてです。もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、一般的に言われているこの「5大国際ブランド」とは「ブランドホルダー」のことを言います。その5大ブランドとは・・・・・

  • VISA
  • MASTER
  • AMEX
  • DINERS
  • JCB

これはよく言われていることなので、知ってる人も多いかと思います。なぜブランドがこのようにとり立たされるのかというと、ブランドを保持しているということはブランドを他社に貸し出すことができるからです。例えば!あなたが仮にクレジットカードを発行したいと思います。ただし、いきなりVISAカードは発行できませんし、あなた独自のブランドをいまさらたちあげても誰もつかってくれません。その時に有効なのが「ブランドホルダー」です。ブランドホルダーへ手数料等払い、「イシュアー」のお墨付きをもらえばあなたははれてその「ブランド」のクレジットカードを発行できるようになります。つまり!!「ブランドホルダー」は圧倒的強者なんですブランド自体のルールや方向性を決めているのもこの「ブランドホルダー」です

 

ちなみに、上記の5大ブランドはJCBは日本、その他は全てアメリカの会社です。また、AMEX,DINERS,JCBは非常によくにた方向性であり、またVISAとMASTERも同様です。その仕組みもまた後日お話します。

 

そして直近では銀聯(中国)やディスカバー(アメリカ)という新興ブランドをあわせて世界7大ブランドなんでいったりしますが、銀聯はそもそもデビットカードであったり、ディスカバーはアメリカ大陸以外では知名度が低い等あります。意外と奥が深いブランド、もっと掘り下げて話していきたいとおもいます。
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クレジットカードのセキュリティ対策 セキュリティコードと3Dセキュアの仕組み

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JCB&AMEX

クレジットカードのメリットとして、盗難や紛失して悪用された際もカード会社によって「保証」してくれると以前の記事に書きました。その保証代はカード会社が負担しています。つまり、カード会社としてはカードの悪用を可能な限り防ぎたいと考えています。というわけでクレジットカード会社は悪用防止のために様々な仕組みを考えています。今日はそのうち代表的な2つの仕組みについて説明します。

 

セキュリティコード

セキュリティコードに関しては、わりと多くの方がご覧に、または使われたことが多いと思っています。オンライン取引においてはかなりの加盟店で普及がすすんできましたね。そう、カード裏面にある数字がセキュリティーコードです。AMEXにおいてはカードの表面にありますが。

セキュリティコードには「カードの現物性確認」という意味があります。クレジットカードのオンライン取引というのは「カード番号」と「有効期限」があれば取引できてしまう仕組みです。

しかしながら、他人のカードの番号と有効期限を記憶していたり、券面を写真でとられたりしてしまったら、カードの現物がなくても取引ができてしまいます。その脆弱性を補うのがこのセキュリティコードです。また、カード番号との組み合わせのパターンも格段にふえるため、クレジットマスターによる悪用も軽減できます。

クレジットマスターについてはこちら→クレジットカードの悪用

3Dセキュア

もう一つのセキュリィ対策が3Dセキュアです。これはVISA・MASTER・JCBのスタンダードセキュリティインフラです。セキュリティコードが現物認証という要素だったのに対し、これは本人認証の位置付けとなります。カード会員自らがパスワードを設定し、それを決済画面上で打ち込まないと取引ができないというものです。

ただし、セキュリティコードも3Dセキュアも加盟店が自己負担でシステム導入するという特質上、特に多くの場合にシステム改修が必要な3Dセキュアはなかなか普及していないのが実情です。システム改修にも多額の費用がかかりますからね。

セキュリティコードはそれほどシステム負荷も多くないため、導入障壁が低く3Dセキュアよりも多くの加盟店が導入しています。

また、今挙げた2つ以外もカード会社独自のモニタリング監視システムやヨーロッパではもっと異なるセキュリティインフラがあります。

カード会社はポイント還元率等もだいじですが、セキュリティ対策をしっかり行っている会社こそ真に信頼できるカード会社であると思っています。

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クレジットカード会社の収益〜加盟店手数料について〜

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前回の記事で、カードは使えば使うだけポイントがつくことを書きました。そして会員側からみれば、リボ払いや分割払いにしなければ支払い手数料がとられません。つまり、会員側は何もデメリットがないんです。個人的にも本当に何もデメリットはないと思っています。ではこのポイントはどこから捻出されているのでしょうか?それがクレジットカード会社の収益と関わってきます。

 

カード会社の収益には主に以下のものがあります。

  • 加盟店手数料
  • リボ払いや分割払いの支払い手数料
  • 年会費

そしてこの中でカード会社の本業、いわゆる柱となる収益が「加盟店手数料」です。

 

ここで加盟店の概念を考えてみましょう。あなたがお店を出店したとします。そして決済スキームにクレジットカードを導入したい。その場合、まずクレジットカード会社と「加盟店契約」を結びます。その際、「加盟店手数料」が設定されます。これは業態やカード会社、店の売り上げによって上下しますが、物販であれば約5%が平均相場です。飲食やアルコールを使うお店であればもっと高いです。

 

例えば、私が上記のお店で1万円の買い物をする場合‥‥

1万円×0.05=500円

がカード会社の収益となります。正確にいうと、カード会社は9500円を加盟店へ支払い、1万円を会員へ請求、回収します。その差額がカード会社の収益です。

 

つまり、ポイントというのは加盟店手数料の中からうみだされているわけで、加盟店が負担しているような構図になります。そのため、会員にとってはデメリットはひとつもないんです。

 

こんなお話をすると、加盟店が損するんじゃ?という話になりますが、実はそうでもないんです。加盟店はクレジットカードを決済スキームとして導入することにより、売上単価があがったり、売上件数が増えたりするデータがあります。これはお客さんが手元にお金がなくても決済できるという機会損失そのものを取り払ってるからです。

 

ちなみに、先ほど物販の加盟店手数料は約5%といいましたが、ガスや水道等のインフラ系は極めて加盟店手数料が低いです。1%以下もざらにあります。つまり、ここだけ切り取ればポイントの差し引き分、カード会社は赤字になります。ですが、これもクレジットカードインフラ自体をととのえるためであったり、クレジットカード利用率と利便性をあげるためカード会社が努力した賜物でもあります。最近では、家賃や年金もその道を切り開こうとする動きがあるので、注目です。
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クレジットカードのメリット〜ポイントの還元〜

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前回の記事では、クレジットカードを利用するメリットの一つに、カードを紛失や盗難された時の「保証」を挙げました。そしてもう一つのメリットがなんといっても「ポイントの還元」です。

 

ポイントの還元といってもカードの種類やカード会社によって実に多種多様です。例えば、楽天カードマンのCMで有名な楽天カードは通常利用で1%のポイント還元があります。これを、現金を使った場合と比較してみます。

 

<現金で100万円の買い物をした場合>

ポイントも何もつかないので、ただ100万円を支払ったという行為になります。

 

<楽天カードで100万円の買い物をした場合>

100万×0.01=1万円分のポイントが付与されます。この場合、楽天ポイントが付与されるため、楽天市場等で利用が可能です。

 

上記のように、違いは歴然です。ただでさえ消費増税やら家計圧迫やら叫ばれている中、少しでも「ポイント」という仕組みで還元された方がいいに決まってるとおもいませんか?その点、現金で支払いをしたらポイントを逃しているとも考えられ、機会損失をしているとも考えられます。

 

もちろん、上記の楽天カードの例はあくまでも一例です!!ポイント還元には様々な形式があります。例えば‥‥‥

 

  • マイルで還元(ANA,JALカード等)
  • Tポイントで還元(Tカード等)
  • 直接キャッシュバック方式
  • 各社独自のポイントで還元され、そのポイントによる商品選択方式
  • ガソリンリッターあたりの値引きキャッシュバック(シナジーカード等)

 

あくまでも上記は1例です。自分のライフスタイルにあった還元方法のカードを選択するのが良いです。ポイント重視をするも良し、マイルをためるのも良し、車を使用する人はシナジーカードを作るも良しです。また、ポイントの還元率は平均約o.6%といわれています。目安にお使いください。高いもので2%以上還元してくれるカードもあります。
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クレジットカードのメリット〜クレジットカードを悪用されてしまったら?〜

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私はクレジットカードが使えるお店ではほとんどクレジットカードを使用しています。そのため、現金をあまり使用していないばかりか、現金が使えない店はあまり行っていません笑 というのもお釣りとかATMからお金をひきだすとか面倒くさくないですか??その点クレジットカードは出すだけで会計でき、また帳簿のかわりにもなります。

 

そのため、現金しか使わない人に対し、よくクレジットカードを勧めたりしていますが、その時に返ってくるお決まりの反応が「悪用されるのが怖い!!!」というものです。しかしこれ、クレジットカードの仕組みされ知ってしまえば全然怖くなく、むしろ現金より断然に安全安心なんです

 

では実際にクレジットカードが悪用されたらどうのようなことが起きるのでしょうか??クレジットカードの悪用というと、考えられるのが以下のようなパターンです。

 

  • クレジットカードを紛失し、他人に使用されてしまう
  • 上に似ていますが、クレジットカードを盗難され、他人に使用されてしまう
  • スキミング等によりカード番号が不正に取得され、他人に使用されてしまう

 

上記のパターンの場合は、カード会社の不正探知システムによって未然に防がれない場合、通常約定としてクレジットカード契約者の元に通常請求されてしまいます。しかしながら、その場合はカード会社に不正使用であり、使用していない旨を申告すれば請求が保留されます。つまり、支払いは一時停止となります。その後、カード会社が利用内容や契約者ヒアリング等を行い、不正使用である旨を認めれば請求自体が無かったことになります

 

つまり、結論的にいうと不正使用された場合はカード会社により保証され、支払いはしなくてもよいことになります。(ただし、カード会社毎に会員規約の内容は異なりますので、注意してください)

 

そのため、私は「カードの不正使用が怖い」という人には上記の説明をしています。その点、現金は紛失や盗難されてしまった場合、誰も保証してくれません。クレジットカードの方が断然安心安全じゃないですか????この説明をすると、だいたいの人は「うーん」という唸り声を出します。

 

ただし、気をつけてもらいたいのが、明らかに契約者本人に過失がある場合や、家族等に使用されるいわば会員規約でいう管理義務違反の場合は契約者請求されることもあるので、ご注意ください。

 

まだまだクレジットカードのメリットはたくさんあるので、書いていきたいとおもいます。

 
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不老不死の生物ベニクラゲ テロメアの仕組みに注目

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不老不死、それは夢物語でもあり、「生物学」という学問の到達点でもあります。生まれた時から決まっているものが「死ぬこと」であり、人間はそれを当たり前として日々生きています。しかし、我々のまわりには人間の考えを超越した生き物や現象が多く存在します。その一つが不老不死の生物である「ベニクラゲ」です。

 

「ベニクラゲ」というのは名前のとおりクラゲです。体長は4mm-5mmくらいで、全世界の熱帯および温帯の海に生息しています。透けた体内の消化器官が赤いことからこの名がつけられています。

 

このベニクラゲ、正確にいうと「不老」ではなく「不死」なんです。どういうことかと言うと、このベニクラゲはある一定の成体になるとそこから人間でいう赤ん坊に戻ります。そしてまた成体になり赤ん坊になる、という生活環を繰り返します。もちろん他の生物に食べられたり、赤ん坊に戻る前に死んでまう個体もありますが、老いる〜若返るということを繰り返せる生物ということで世界中から注目を集めいています。ではなぜこんなことが可能なのでしょうか?これにはテロメアというものが深く関わっていると考えられています。

 

テロメア (Telomere) は真核生物の染色体の末端部にある構造。染色体末端を保護する役目をもつ。Telomere はギリシア語で「末端」を意味するτέλος (telos) と「部分」を意味する μέρος (meros) から作られた語である。末端小粒(まったんしょうりゅう)とも訳される。
テロメアは特徴的な繰り返し配列をもつDNAと、様々なタンパク質からなる構造である。DNAは5’末端から3’末端に向かって複製される[要説明]。したがって、鋳型DNAの片方はDNA二重鎖がほどけると同時に複製されるが、もう片方は何度もDNAポリメラーゼ(DNAを複製)が働くこととなり、どうしても複製できない部分が残ってしまう。それをおぎなうために無意味な繰り返し配列=テロメアがあるのである。

 

簡単にいうと、人間の体は細胞でできています。その細胞は細胞分裂を繰り返し、常に体を最新の状態に、また活動可能な組織体を維持しています。ところが、細胞分裂をするたびにこのテロメアはどんどん短くなっていきます。つまり、細胞分裂の回数には限界があるんです。それが生物としての寿命と大きくかかわっています。

 

ところが、このベニクラゲはどうやら寿命を迎えるとテロメアーゼという酵素を分泌し、テロメアを修復しているようです。そのため、理論的には細胞分裂を永遠に行うことができるため、「不老不死の生物」というふうに呼ばれています。実際に日本の大学の研究で10回の若返りの繰り返しの観察が認められたということです。

 

不老不死、一見夢のような話ですが、実は身近に存在しています。しかし、その謎をとくことはいいとして、その秘密をそのまま人間に応用したりすることは個人的には反対です。そこは、人間が立ち入ってはいけない範囲であり、生命の摂理や自然律を犯すことになってしまいます。それよりかは、有限の時間の中で楽しく健康に好きな人と一生懸命生きる方が幸せであると考えています。

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日本と海外の花粉症の違い!世界三大花粉症について

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heyfever

今年も相も変わらずスギ花粉が猛威をふるっています。かくいう私も花粉症とは20年来の付き合いとなりました。既に大きく言われていることですが、日本で花粉症というと「スギ花粉」がまず第一にイメージされます。

花粉症は人災である

このスギ花粉症、昔はなかったと言われています。というのも花粉症というのは森林伐採のリカバリー策として国が成長の早いスギを植えすぎてそもそもの花粉の量が増えたこのに加え、車や工場の排気ガス等の大気汚染が大量の花粉と融合してできたいわば近代病と言われています。

個人的な見解でいえば、スギを植えすぎたにしろ、大気汚染が原因しろ花粉症の正体は完全に「人災」であるとおもっています。花粉症はアレルギー反応であるため、体が花粉を異常であるというように感知しているわけです。つまり「過剰」なわけです。適量であれば恒常性の範囲内でおさまるものを、量が多すぎるため、それに大気汚染がかさなり体が異常な反応をおこしているわけです。「過剰」というのは何事においてもよろしくないですね

世界三大花粉症とは?

さてこの花粉症ですが、実は世界にも絶賛跋扈しています。海外に目を転じてみると、「世界三大花粉症」とよばれるものがあります。

<世界三大花粉症>

  1. スギ花粉症
  2. イネ科花粉症
  3. ブタクサ花粉症

周知のとおり、日本では「スギ花粉症」が有名ですが、世界に目を転じてみると「イネ花粉症」はヨーロッパで主に発症しているそうです。カモガヤ等のことですね。そして「ブタクサ花粉症」は主にアメリカ全域で主流みたいです。

「過剰」は全てにおいて悪さをする

実は上記の地域毎の違いにも理由があります。日本は山林が多いため、もともと「スギ」が育ちやすく、数も多いんです。それに国が推奨して植えていましたしね。一方ヨーロッパやアメリカは山林ではなく牧草地が多いのでイネ科の植物やブタクサが育ちやすく、そもそもたくさん自生していました。それに加え、家畜の牧草として人間がさらに増やしてしまったため量が「過剰」になり花粉症が蔓延したことが考えらえます。また、産業革命以降、地球の空気が非常に汚れてしまっているので。

繰り返しになりますが、人間のエゴと無計画な増殖活動が花粉症という副産物をうんだのだと個人的には思っています。花粉症以外にもあてはまりますが、くれぐれも「過剰」にならないよう、気を付けましょう。

私は今年もアレグラのお世話になります。

そしてもはや花粉症対策の必須アイテムですね。

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談合坂の地名の由来について考えてみる

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dangozaka

山梨県上野原市に談合坂という地名があります。車を乗る人はわかると思いますが、中央自動車道の談合坂サービスエリアとしても有名ですね。四方津もそうですが、実はこの東京、神奈川から山梨県の甲府にかけては特徴的な地名がとても多い地域です。

四方津の由来について→四方津の名前の由来〜千と千尋の神隠しの舞台〜

「談合坂」の由来にはいくつかの説がある

さてさてこの「談合坂」という地名の由来ですが、いくつか説があります。

1.周辺の集落の話し合いの場がこのあたりで行われた。
2.戦国時代に武田氏と北条氏との間で停戦調停が行われた。
3.武田氏から北条氏へ嫁に行く際の決まりごとが話し合われた。
4.この地に桃太郎伝説があり、ここで雉や猿や犬をキビ団子でてなづけた。

四方津の由来同様、ここでも推察してみたいと思います。

停戦調停や談合説はやや考えずらい

まず、2と3です。この談合坂や小仏トンネル付近というのはちょうど甲州と相模、武蔵の国の境に位置します。そのため、戦国時代は武田氏と北条氏の激戦区であり、大切な国境でもありました。談合坂の近くでいえば、武田方小山田氏の居城である岩殿城があったり、北条方の小田原城に対する支城である八王子城や滝山城などがあります。つまり、武田氏と北条氏の中間地点であることは否めません。しかしながら、この談合坂付近で和議が行われたというはっきりとした文献は残っていません。また、戦の記録もありません。かの有名な甲相駿同盟もこの地で行われたものではありませんでした。

そして、戦国時代では嫁を嫁がせるというのは同盟やお家のためであり、国そのものの行く末を決めるものでもありました。そのような話し合いがどちらの居城でもないこの地で行われたというのは少し考えづらいです。

 

停桃太郎伝説はぶっ飛びすぎてないか?

そして4ですが、桃太郎伝説はやはり吉備の国、岡山です。きびだんごというくらいですからね。おもしろい考え方ですが、やはりちょいとぶっ飛びすぎてるきがします。もし団子をとるのであれば団子坂で良いのでは?とも思いますし。

地形学的観点から考えて一番妥当なのは・・・

そのため、私の推察では1の集落の話し合いが行われた、というのが一番現実的であると思います。それは地形学的な観点からもうなずけます。談合坂付近よつぶさに観察するとよくわかりますが、談合坂付近には小さな集落が今でも存在しています。また、このあたりの地形は狭く平地が少ないんですが、この談合坂付近だけは比較的広い平地が広がっています。近くには小仏峠や隘路がおおいため、昔の旅人や村人はこの談合坂の平地は一休憩し、話し合いをするにはちょうどよかったのでしょう。

 

文献や伝承等が残っていなかったり、仮にもし残っていても内容に疑問点があったりします。その場合、客観的に考えて一番参考になるのが「地形」と「気象」です。これだけは昔とほとんど変化なく今につづいていますからね。そのため、何か昔のものを推察するには、まず地形と気象の観点からつなげていくと、ある程度合点のつく推察ができると私は思っています。

 

ぜひ、談合坂にいった際はその地形に注目してみてください。地形ファンにはたまらない地形ですよ。

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四方津の名前の由来〜千と千尋の神隠しの舞台〜

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sentochihiro1

前回の記事で「津」は今でいう港の意味があるということを書きました。しかしながら、全国にはその通り当てはまらないことも多々あります。その代表格が「四方津」です。

前回記事→「津」と「港」と「湊」の違いとその意味について

 

「千と千尋の神隠し」の舞台で有名な四方津

四方津は山梨県上野原市に位置し、駅の北側にある「コモア四方津」という新興住宅地エリアは駅から斜行エレベーターで結ばれている新興ベッドタウンでも知られています。また、車で行った方はわかると思いますが、千と千尋の最初のシーンで千尋と家族が車で坂を登るシーンがまさにここ!!コモア四方津です。この坂を通る度に千と千尋のシーンが浮かび上がります。千と千尋の神隠しが好きな方はぜひ一度訪れてみてください。そのまんまでちと感動しますよ。

四方津

 

四方津の地名の由来とは

さて、その「四方津」ですが、前回の記事の流れからすると「町の四方を港で囲まれている」という意味になりますが、そうすんなりはいきません。実はこの四方津、港どころか四方を山で囲まれているという表現の方が正しいです。つまり、「津」という言葉の意味を知ってる人からすると「なぜ津とついているの??」ということになります。この「四方津」の意味ですが、いくつかの説があります。

  • 江戸時代の地名である「鹿留」から改称した(近くに都留という地名があり、それと区別するため)
  • 四方へ向かう交通の便が良いため
  • 周囲を山に囲まれているため「日没」→「ひぼつ」→「しおつ」となった

まず、最初の「鹿留」ですが、これを四方津にするにはやや強引な気がします。また、一度行った方ならわかると思いますが、決して四方へ向かう交通の便が良いとはいえません。そのため、私は「日没」という変遷が一番近いのではないかと思っています。つまり、意味変遷による当て字生成語です。確かに近くに相模湖やその他湖があるにはありますが、それを「津」と表現するほど大きなものはなく、また距離も離れています。

 

このように今となっては正確な文献が存在しないため、その由来の正しいものはわからなくなっていますが、少なくとも確証を上げる推察をすることは可能です。地名ひとつとるだけでもその歴史や背景を考えたりすることが可能であり、また頭の中でパズルを組み立てる作業が好きな人はとても面白い作業だと思います。そうすると旅をするときに「地名」を考えたりしてある程度どんな歴史があったか、またどうしてこのような地名かを推測できるようにもなります。

地名ファンとして、今後も気になる地名の由来を書いてきますよ。気になる地名があったら、コメント・メールいただければ幸いです!
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